インフィニティ プレステジアス ローションとは
「コーセー インフィニティ プレステジアス ローション」は、ハリ感と潤いに特化した高機能ライン「プレステジアス」シリーズの美容化粧水です。美容成分を贅沢に配合し、キメひとつひとつが上向きに整ったような、ふっくらとしたハリ感のある肌を目指す処方になっています。みずみずしくまろやかなテクスチャーで、乾燥によるくすみやゴワつきが気になり始めた大人の肌向けの1本という位置づけです。
ブランド独自のテクノロジーとして、ハリ・ツヤで立体感のある肌へ導く「SMAS Rビルド テクノロジー」と、肌を持ち上げるようなハリ感をサポートする「SMASバウンシングエレメント」が採用されています。また、保湿成分としてハナショウガエキスやタチジャコウソウエキス、センキュウ水、グリセリンなどを配合し、乾燥しがちな肌にもリッチなうるおいを与える設計です。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | コーセー インフィニティ プレステジアス ローション |
| ブランド | INFINITY(インフィニティ)/コーセー |
| 分類 | 美容化粧水(しっとりタイプ) |
| 容量 | 160mL |
| 特徴 | ハリ・ツヤケア、保湿、エイジングサイン対策(乾燥・くすみ感) |
| 香り | エナジャイズドフローラルの香り |
| 主な保湿成分 | ハナショウガエキス、タチジャコウソウエキス、センキュウ水、グリセリン |
| フリー処方 | パラベンフリー |
| 参考価格 | 約12,100円(税込)/160mL(実勢価格はショップや時期により変動) |
基本の使い方と使うタイミング
使い方はとてもシンプルで、洗顔後、化粧水のステップで使います。手のひらまたはコットンにポンプを3〜4プッシュ分とり、顔全体にやさしくパッティングするようになじませます。私は最初、ややしっかりめのうるおいが欲しかったので、夜は4プッシュ、朝は3プッシュくらいを目安にしていました。
肌が乾燥しやすい季節や、エアコンの効いた部屋で長時間過ごした日などは、1度なじませたあとに、特に乾きが気になる頬だけもう1プッシュ重ねる「重ね付け」も効果的でした。首元まで伸ばしてあげると、首のつっぱり感も和らいで、全体の印象がふんわり整う感じがします。
こんな人に向いていると感じた
- 乾燥による小ジワやハリ不足が気になり始めている
- しっとり感は欲しいけれど、ベタつきは苦手
- スキンケアのたびに気分が上がるような、少し贅沢な化粧水を探している
- 香りつきの化粧水が好きで、リラックスしながらケアしたい
使用感レビュー
購入してから最初の3日ほどは、正直そこまで大きな変化は感じないだろうと思いながら使っていました。ところが、5日目あたりでふと鏡を見たとき、肌の表面がいつもよりなめらかに整っているように見えて、「あれ?」と思ったのが最初の驚きでした。最初に気づいた良い点は、そのなめらかさと、手のひらに広げた瞬間のローションの質感がとても柔らかく、肌に触れたときの伸びが自然で気持ちよかったことです。逆に悪い点としては、ボトルの口がやや細めで、最初の数回は量の調整に少し戸惑ったことくらいで、慣れてしまえば問題ありませんでした。
使い始めて2週間ほど経った頃、特に実感したのは、夜遅くまで作業してしまった日の翌朝でも、肌が妙に荒れにくくなっていたことです。普段なら乾燥しやすい季節になると、朝の洗顔後に肌がつっぱるような感覚が出るのですが、このローションを使っている間はそのつっぱりがほとんど気にならず、むしろ手のひらで頬を押さえたときに、しっとりとした感触が残っているのが嬉しくて、つい何度も触ってしまいました。
日常の中で特に役立ったのは、趣味で続けている夜の室内ガーデニング作業のあとです。土や水に触れる時間が長いと、どうしても手先だけでなく顔周りも乾燥しやすくなるのですが、作業後にこのローションを使うと、肌がすっと落ち着く感じがして、気持ちまでほぐれるようでした。汗ばむほどではないけれど、微妙に湿度がこもる部屋での作業後に使うと、肌がふわっと吸い込むように馴染む瞬間があって、その感覚が妙にクセになります。
使用前は、正直「しっとりするローション」という程度の期待しか持っていませんでした。ところが実際に使ってみると、しっとりというより、肌の表面が均一に整っていくような感覚があり、期待していた方向とは少し違う驚きがありました。とろみが強すぎるわけでもなく、水のように軽すぎるわけでもなく、その中間の絶妙な質感で、手のひらに広げたときの操作性がとても良いです。肌にのせるときも、摩擦を感じずにスルッと広がるので、夜の疲れたタイミングでもストレスなく使えました。
少し変わったポイントですが、「音」が静かなのも個人的には気に入っています。静音性というと少し変な表現かもしれませんが、ボトルを扱うときの音が控えめで、キャップの開閉もカチッとした小さな音だけなので、深夜に使っても家族の寝ている部屋を気にせずに済みました。安定性については、ボトル自体が倒れにくい形状で、洗面台の端に置いていても不安定さを感じません。取り回しも良く、片手でキャップを開けてそのまま手のひらに出す動作がスムーズにできるので、忙しい朝でも手間取らないのが助かりました。
3週間ほど使い続けた頃には、肌の触り心地が明らかに変わってきて、特に頬のあたりがふっくらと柔らかく感じられるようになりました。夜のスキンケアの最後に手のひらで包み込むと、肌が手に吸い付くような感覚があって、その瞬間が一日のご褒美みたいになっています。使うたびに、肌が落ち着いていくような安心感があり、気づけば毎日のルーティンの中で欠かせない存在になっていました。
全体として、購入後の数日間では想像できなかったほど、肌の調子が安定してきたのが一番の収穫です。特別なケアをしたわけではなく、ただこのローションを丁寧に使い続けただけなのに、肌の表面が整っていく実感があり、毎日鏡を見るのが少し楽しみになりました。派手な変化ではないけれど、じわじわと積み重なっていくような、そんな手応えのあるローションでした。
良かったところ・イマイチだったところ
良かったところ
- 数日〜数週間単位で見ると、肌表面のなめらかさやハリ感の変化を実感しやすい
- とろみはあるのにベタつきにくく、後に重ねる乳液やクリームの邪魔をしない
- 乾燥しやすい季節でも、朝のつっぱり感がかなり軽減された
- ボトルが安定感のある形状で、洗面台に置きっぱなしでも安心
- 香りが強すぎず、スキンケアの時間を少しだけ贅沢にしてくれる
イマイチ・気になったところ
- 価格帯はやや高めなので、ライン使いをしようとするとコストはそれなりにかかる
- ポンプの吐出量に慣れるまでは、出し過ぎたり足りなかったりと微調整が必要
- さっぱり系の使用感が好きな人には、ややしっとりしすぎと感じる可能性あり
より効果を感じるための使い方のコツ
実際に使ってみて、「こうするとより良かった」と感じたポイントをいくつかまとめます。どれも難しいことではないので、取り入れやすいと思います。
- 洗顔後すぐに使う:タオルドライした直後の少し水分が残っているうちに使うと、なじみがスムーズで、うるおいの持続感もアップしました。
- 手のひらで温めてから乗せる:いきなり顔に乗せるよりも、両手で軽く温めてから包み込むようになじませると、スッと広がってムラづきしにくくなります。
- 頬・目の下・口元に重ね付け:特に乾燥しやすい部分は、最後にもう一度軽く重ねると、翌朝のしっとり感が一段階変わりました。
- 同ラインの乳液やクリームと併用:ローションでうるおいとハリ感の土台を作り、その後に乳液・クリームでフタをしてあげると、ふっくら感がより長く続く印象です。
おすすめしたい人・おすすめしにくい人
おすすめしたい人
- 30代以降で、ハリ不足や乾燥によるくすみが気になり始めた人
- 「高保湿だけど、重すぎない」バランスの良いローションを探している人
- スキンケアを“作業”ではなく、“ちょっとしたリラックスタイム”にしたい人
- 香りやテクスチャーも含めて、毎日続けやすいアイテムを重視する人
おすすめしにくい人
- とにかくさっぱり・オイルフリーで軽い使用感を求めている人
- スキンケアにあまりお金をかけたくない、価格重視タイプの人
- 香り付きの化粧水がどうしても苦手な人
まとめ:じわじわ効いてくる「ハリとうるおい」のための1本
インフィニティ プレステジアス ローションは、劇的な変化で驚かせるタイプというより、「毎日続けていたら、ある日ふと肌の調子が良くなっていることに気づく」タイプの化粧水でした。乾燥しやすい季節でも肌のつっぱり感が出にくく、頬のハリやなめらかさが安定してくれるので、ベースメイクの仕上がりにもじわっと良い影響が出てきます。
価格だけを見ると決して安くはありませんが、肌のコンディションを底上げしてくれる「投資系ローション」と考えると、個人的には納得できるバランスでした。もし、最近「いつものスキンケアでは物足りない」「ハリ感が戻らない」と感じているなら、一度試してみる価値は十分にあると思います。
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